水滸のことば



カテゴリ:ひとりごと( 68 )


春休み前半終了

今日から3月、春休みも半分が終わった。Blogを約1ヶ月お休みした。そろそろ新学期へ向け再起動の時期だ。ゼミ生の用例集めは順調に進んでいるだろうか?用例1回分を送ってくれたゼミ生もいるが、他のゼミ生からは音沙汰がない。まだ時間は十分にある、3月末の提出を楽しみにしよう。
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by clingmu | 2008-03-01 00:00 | ひとりごと

テレビ中国語会話

先週ゼミの発表会が無事終了した。今週は試験週間、と言っても試験は2つだけ、どちらもマークシート方式なので採点の必要はない。試験が終われば春休み、来年度授業の準備に入る。

ある筋の情報によると、来年度4月からNHKテレビ中国語会話を大阪大学の古川裕先生が担当するとのこと。古川先生の著書『チャイニーズ・プライマー』は専門学科の教科書として10数年使っていた。学生からも『チャイプラ』として親しまれ(?)、大学4年間の使用に耐えうる豊富な内容がその最大の特徴だ。ここ数年バラエティー色の濃かったテレビ中国語会話だが、これを機にまた本格的な語学番組に戻ってほしいと願うのは時代遅れの私だけか?

今年は北京五輪が夏に開催されるという事情もあり、NHKでは中国語会話にかなり力を入れるようで、再放送の回数も増えると聞く。しかし気がかりなのは、中国への関心=中国語学習者の増加、になっていない点だ。とくに高校生たち若い世代の人たちにその傾向が強いように思う。中国語学科としては頭が痛い。

私が大学の中国語学科に入学した1978年当時、周囲の人たちから「先見の明がある」とよく言われた、裏を返せばそれは「なんでそんな語学を選んだの?」という好奇心だった。30年が過ぎた、「先見の明」とは「百年構想」と同義だったのかも知れない。私が21世紀後半まで中国語を教えるのは不可能だ、どうやら毎年入学者の数を心配する日々が続きそうだ。
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by clingmu | 2008-01-28 19:46 | ひとりごと

HSK受験結果

学生に語学力を身につけてもらうことの難しさを痛感した。

先日3年生のHSK受験結果が学科に届いた。HSKの結果=語学力でないのは当然だが、語学力のある人は試験で結果を残す。今回はとても厳しい結果だった。会社であれば私は責任を感じて「辞職願」の一つも出す必要があるだろう、これまで多くの学生を落第させてきたので、学生が今回の試験を利用して私を辞職に追い込もうとしているのかと一瞬思った。「中国語学科卒業」の看板を掲げてこのまま「製品」を「市場」に送り出せば「偽装」問題で社運は傾く。

そこで会社としては2つの選択肢がある。看板を掛け替えるか、看板に見合う製品を製造するかの2つだ。前者はあまりに安易な選択で長期的な展望にかける、一方、後者の選択には苦労が伴う。社員の意識改革、時には社員のリストラだって必要かも知れない(私もその対象か?)。語学力は幸か不幸か試験で具体的な数値として示される。現状ではその数値を直視するのが怖いが、成果が上がれば自社の「製品」に誇りをもてるようになる、「会社」の倒産も回避されるだろう。

ただし、この選択肢を選ぶには、製品化可能な「原料」および製品を製造する腕をもった「技術者」の存在が大前提となる。
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by clingmu | 2008-01-13 20:31 | ひとりごと

関東学連選抜

箱根駅伝をTVで観戦した。「学連選抜」が大健闘、総合4位、堂々たる成績だ。本来なら文句なしのシード権獲得、壮挙である。学連選抜は「非正規軍」、いわば「ゲリラ」だ、学連選抜の後塵を拝した「正規軍」はすべてシード権を返上すべきだろう。首都圏の各私立大学は「箱根」に躍起となっているようだが、規模の小さい私立大学が10名の優秀なランナーを集めるのは不可能だ。しかし学連選抜への参加なら可能かつ十分だ。我が大学上層部がとんでもない初夢を見るのが心配だ。

総合優勝は駒大、惜しくも優勝を逃した早稲田はこのところスポーツしかやっていない印象だ。「ハンカチ王子」に卓球の愛ちゃん、ラグビーも圧倒的に強い。そういえば中国語でも「文法体操」をやっていた。

一方、関西の大学はどうしているのだろう。大学スポーツはどうしても関東中心になる。「箱根」だってTV中継のおかげですっかり「全国区」になったが、本来、関東だけのローカルな大会だ。当然のことながら関西の大学はお呼びではない。以前は同志社などがラグビーで名を馳せたこともあったが、このところあまり名前を聞かない。大学スポーツには弊害も大きい。関西の大学がもしスポーツに無駄な時間とお金をかけず、大学の本分である「研究と教育」を地道にやっているとしたら…かえって恐ろしい気がする。大学でスポーツをやりたい学生は「関東」、お勉強なら「関西」なんてことになったらどうしよう。

ちなみに、中国語の世界ではその傾向がはっきりしている。関東で「文法体操」をしているうちに関西では研究を進め、「西高東低」の現象が確実に存在している。
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by clingmu | 2008-01-03 23:10 | ひとりごと

初夢

今年の目標は2つ;

1.ゼミ研究発表会の開催
2.研究休暇の申請

今のところは初夢に過ぎないが、夢はないよりあった方がよい。
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by clingmu | 2008-01-02 20:34 | ひとりごと

新年好!

年末は「紅白」を見てゆっくり過ごした。昨年話題になった曲「千の風になって」も聞いた。

♪眠ってなんか~いません~♪ 昨年何度も聞いた歌詞だ。ふと思った。なかには眠っていてほしい人もいるのではないか? たとえば、貴方は天安門広場にいる。気持ちよく吹く秋風に乗って「毛沢東」が貴方の周りをウロウロしていたらどうだろう? やはり毛沢東ははあそこでおとなしく眠っていてほしい。そんな不謹慎なことを元日早々考えてしまった。

今年は北京で五輪が開催される。今年一年がよい歳でありますように。
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by clingmu | 2008-01-01 00:24 | ひとりごと

2007年総括

2007年を振り返る。

1.blog「水滸のことば」を始める:blogを始めたきっかけはゼミ連絡だったが、「そんなの関係ねぇ!」ゼミ生はあまりblogを見ないようなのでゼミ以外の話題も多く書くことにした。心に留めておくと精神衛生上よくないことをできるだけソフトに書いたつもりだが、読む人の印象は違うらしい。まもなくblogも一年になる。不定期になるが今後もできるだけ続けたい。

2.夏の上海滞在:楽しい10日間であった。中国へは4年ぶり、一週間を超える滞在は南京留学以来の20年ぶりであった。変貌著しい中国と変わらぬ中国を実感した。そして「食の安全」を自ら体験し、帰国後一週間体調不良が続いた。

3.ゼミ生の激増:例年2~3名程度のゼミだった。今年は新たに7名がゼミ生になった。始まる前はどうなることかと思ったが、人数の多い利点もある。少人数の場合、ゼミ生の関心にこちらが合わせることができる。しかし困るのは「語学のゼミだよ」と事前に説明し、自ら選んだはずなのに「語学で卒業研究を書きたくない」というケース、結局こちらが歩み寄るしかなかった。ところが多人数だと個別の対応ができない。よってこちらに歩み寄ってもらうことになる。こちらのテリトリーなら指導はやりやすい。これが利点だ。今年はゼミ生のがんばりもあり、ゼミに活気があり充実した時間を過ごせた、と感じた私は「KY」かな?

最後におまけ
5.「横綱」昇進問題:横綱昇進の条件とは何か? 品格それとも実績?朝青龍と白鵬の両横綱は「抱き合わせ・セット販売」だったのか? どうも人ごとでは思えない問題だ。

では、よいお年を。
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by clingmu | 2007-12-29 20:56 | ひとりごと

CEFRのお勉強

日曜日、明海大学で開かれた応用言語学のセミナーに参加した。CEFRはCommon European Framework of Referenceの略称で、直訳すれば「ヨーロッパ共通参照枠組」、この枠組は外国語習得の汎言語的コミュニケーション能力をA1~C2の6段階に規定したもので、C2の難度がもっとも高い。考え方の大枠としてはたいへん興味深い。このグローバル・スタンダードは現在外国語教育界を席巻中であり、やがて中国語のCEFRも議論になるだろう。

AO(入試)、(現代)GPそして今度はCERF、このところアルファベット語に悩まされている。もちろん私だってアルファベット語は使っている、CDは毎月のように購入している、S&Gは70年代からのお気に入りだ…あっ、これでは「KY」だ。

まもなく中国語の世界にも来襲するであろうCEFRにどう対応するか? コミュニケーションという概念はあまりに「汎言語的」だ。「応用言語学」の研究対象としてはよいかも知れないが、私にはそのような領域をカバーする能力も時間もない。

極端な例。私が助手として今の大学に来た当初、主な仕事は来日したばかりの中国人教師のお世話係だった。ある時この先生を実家に招待した。母と同世代の先生は通訳なしでわずかな日本語の単語を頼りに母と十分コミュニケーションをとっていた、二人の間には「共通言語」が存在していたように思う。この先生のコミュニケーション能力はCEFRの高いレベルにあった。

こんな場合はどうか? 最近学生と日本語(母語)による意思の疎通がままならないことがある、それも少数ではない。長時間接しているとその学生がけっして悪い人間ではないことは分かるが、授業中の対応は明らかにコミュニケーション力不足だ。

一方、自分の自慢話ばかりする教師はどうか? いくら言語による表現が豊かでも相手と会話にならない。かく言う私にも問題がある。視力が低下してから人とのコミュニケーション能力が著しく低下した。周囲の状況が判断できない、相手の表情が読めない、人とコミュニケーションをとるのに多くの情報を視覚から得ていたことに改めて気づかされる。言語能力はそんなに変わってないはずだ。

コミュニケーションの概念にはこういった多くの要素が含まれる。語学を教えていながら一見矛盾するようだが、私はできるだけこういった諸要素を排除したい。来年は「朗読」と「音読」を中心に中国語の授業を進めようと思う。学生を型にはめる「没コミュニケーション」的な授業が理想だ。私にできることは中国語によるコミュニケーションを成立させる前段階のトレーニングだと考えている。

セミナーへの参加はとても有意義であった。が、それにしてもセミナーの司会者や科研リーダーの先生、あなたたちのコミュニケーション能力にはかなり問題がある、CEFRならAレベルだ。自分たちの研究を自身のパフォーマンスで無力化しないことを切に願う。
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by clingmu | 2007-12-18 21:23 | ひとりごと

スパムメール

大学のメールアドレス宛にはさまざまな迷惑メールが届く。とくに学科のメーリングリスト〈zhongwen〉宛には悪質なメールが多い。今日、大学のメールを開くと同僚のS先生から仕事関係のメールが届いていた。早速開くと、

「青春時代の恋愛って、とてもいい思い出になりますね」

S先生の心境に何か変化でもあったのだろうか? 文章を書く練習にblogでも書いたら、と日頃から言っていたので、メールでも凝った文章を書くようになったのかと思った。

そんなことはなかった、アドレスを確認すると〈zhongwen〉宛の迷惑メールである。S先生のメールをクリックしたつもりだったが、一つ下のメールをクリックしていた。

どうやらまだS先生の文章修行はまだ始まっていないようだ。
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by clingmu | 2007-12-17 23:14 | ひとりごと

「監督」就任

今日はサッカーにまつわるお話。

サッカー日本代表監督に岡田武史氏が就任した。我が家で熱心に日本代表の試合を見始めたのが今から10年ほど前、岡田監督が代表を率いてW杯初出場を決めた頃だ。当時は加茂監督の更迭を受けてコーチからの「昇進」だった。今回はオシム監督急病による就任だ。

そんな予感はあった、たぶん岡田氏だろうと。就任と聞いてまず思った、なぜ断らなかったのか? 彼はかつて代表監督を「クレイジーな仕事」と言っていた。たぶん断ることもできない状況だったのだろう。就任についての事前折衝はきちんとあったのだろうか? 「監督にするから関係書類を早く提出しろ」というメール1通だけだったかも知れない。組織(日本サッカー協会)には絶対的な権力者が君臨する。地位に見合う権力は行使できるのだろうか? 権力を与えられないまま地位に見合った成果を期待されるのではないか? いろいろなことが心配になってくる。引き受けた以上、記者会見では「全力を尽くす」と言うしかない、やる気を見せなくてはいけない。

ジーコが代表監督になってからすっかり代表の試合を見なくなったが、久しぶりに我が家では岡田ジャパンを温かい目で見守ることになりそうだ。
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by clingmu | 2007-12-08 21:46 | ひとりごと


水滸伝の言語に興味を抱く、ある語学教師のぼやき。ときどきゼミ連絡。
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