水滸のことば



五輪閉幕

北京五輪が閉幕した。そしてこの2週間、水滸の用例チェックと用例分類の見直しに追われた。用例チェックはかなり根気の要る作業でしんどかったが、用例分類の見直し作業では興味深い語法現象が見られた。水滸には複合方向補語の派生用法はまだまだ未発達で、ほぼ「方向義」しか見られないが、〈起来〉は例外で現代語にある派生義が出そろっていて、用例数も多い。学生たちがどう分析するか、この先楽しみだ。

作業の合間、息抜きに五輪を観戦した。。印象的だったのは8月15日に北京に流れた「君が代」だった。この日は柔道の最終日、女子は中国選手が金メダル、男子は日本選手が優勝した。柔道会場では〈义勇军进行曲〉と「君が代」がともに。8月15日は〈抗日战争胜利63周年〉の記念日である。さらに同日、「なでしこ」じJapanはサッカー準々決勝で中国チームを2-0で撃破した、ここでも「君が代」が流れたはずだ。今は五輪がすべて、なのだ。
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by clingmu | 2008-08-24 22:49 | ひとりごと
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水滸伝の言語に興味を抱く、ある語学教師のぼやき。ときどきゼミ連絡。
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