水滸のことば



不正行為

先日、カンニングらしき行為を発見した、と言っても正式な試験での不正行為ではない。

カンニングらしき行為は2年生の授業で起きた。速読の課題文中にある〈下令〉の〈令〉を「leng3」と読む学生が数名いた。本人にピンインを確認したところ「leng3」と書いてあり、どうもある学生のピンインを写したらしい。あまりにお粗末だ。複数名の学生が疑うことなく平気で〈令〉を〈冷〉と読んだのはあまりに「寒い」。怒る気もしなくなった。教える方に能力がないばかりか、カンニングする方も人を見極める能力がない。10点の人が20点の答案を見ても意味がない、そろって落第するだけだ。

期末試験まであと1ヶ月、愚かな行為に一日でも早く気づき「自力更生」の道を歩んで欲しい。2年生のテストでそんな方法は通用しないのだから。ただし、今までこのやり方で乗り切ってきたという「成功体験」を払拭するのは難しいのかもしれない。

そこで考えた。学生の不正行為を禁止する以上、みずからの身を正す必要がある。わたしはこれまで成績を提出する際、58点を60点にしたり、20点を「仮進級」ギリギリの40点に書き直すなど多くの「不正行為」をしていた。今後は態度を改め、10点は10点と正直に評価しようと思う。
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by clingmu | 2007-06-25 00:00 | ひとりごと
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水滸伝の言語に興味を抱く、ある語学教師のぼやき。ときどきゼミ連絡。
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