水滸のことば



水滸との出会い

『水滸傳』を原文で初めて精読したのは大学院での恩師の授業であった。読んだのは,宋江が江州へと護送されて行く前後のお話,テキストは70回活字注釈本(上下册)を使用していたので,下冊の始まり第36回~第40回あたりだったと記憶している。

当時,現代漢語語法に関する知識がもっとあれば,現代語との比較という視点から興味深い語法現象に早く気づいていたのだろうが,学部時代には魯迅の小説や雑文ばかり読んでいた。水滸の精読で逆に現代語の語法について勉強するようになったというのが正直なところ。水滸の言語はたいへん新鮮であったし,日本語で読むよりはるかにおもしろく感じた。

水滸を読み始めて四半世紀が経つ,少しは読めるようになったのだろうか?
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by clingmu | 2007-02-05 18:38 | 水滸
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水滸伝の言語に興味を抱く、ある語学教師のぼやき。ときどきゼミ連絡。
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